2014年 11月 26日
息子とふたり、バンコク旅日記その2 |
〇三日目
バンコク市内の渋滞はすさまじく、朝のラッシュを避けるため、友人の息子さんのスクールバスはなんと6時半にピックアップだそう!早すぎる。。そのため、平日はすべて前倒しのスケジュールとなり、息子さんの就寝時間は夜7時!バンコクに比べるとソウルの渋滞は大したことないのかも。。
バンコク滞在中の予定を事前にほとんど立てられなかったものの、市内にある寺院や遺跡のどれかは見たいなあとぼんやり思っていたので、バンコク初心者らしく、最も有名だというエメラルド宮殿を見に行くことに。
友人宅からエメラルド宮殿までは、最寄駅まで徒歩(3分くらい)→地下鉄(途中で乗り継ぎ)→チャオプラヤーエクスプレスと、途中途中のもたもたも含め、1時間弱くらい?バンコクの暑さと強烈な日差しに慣れていない息子と私は、エメラルド宮殿入口あたりで、すでにぐったり。
基本的にこのバンコク旅行は、私の旅行好きに息子を付き合わせているといううっすらとした罪悪感につきまとわれていたこともあり、息子の体調を様子見しつつ、かなり頻繁に休憩をとって、ゆっくりゆっくり行動することに。しかし宮殿入口でジュースを買って水分補給をして休憩、宮殿に入った途端にまた休憩、その直後にトイレに行きたいと騒ぎだした息子のために必死にトイレを探し、トイレを出てはすぐ近くのベンチで休憩と、まったく進まない。。。目の前には豪華絢爛、バンコクの真っ青な空に堂々とそびえたつ立派な宮殿があるというのに、じっくり鑑賞とはほど遠い。。涙涙涙 なんとか息子をなだめしかしたりおだてたりちょっとおどしたり(!?)しながら、その隙間にちらちら眺めるのが精いっぱい。まあ、子供が一緒だと機動力が劇的に落ちるのは、仕方ないんだけど。。。今回ひとりだから夫と交代交代で見て、というわけにもいかないし。
そんなこんなでちっともゆっくり楽しめなかったけれど、それでもあの原色と金がこれでもかと目一杯使われた建築物はとっても新鮮で、韓国とも日本とも全然美意識が違うんだなあと大変興味深かった。
エメラルド宮殿を出たあとは水分補給をしたあと、息子念願のトゥクトゥクに乗り、カオサンストリートへ。カオサンストリートは数年前家族旅行でサムイ島メインでタイに来たとき初めて訪ねて、個人的にとっても衝撃を受けた場所だったので、ぜひとも再訪したいと思っていたので。
私は国内海外含め旅慣れているほうだと思うけれど、長年典型的な欧米志向だったので、海外はほとんど欧米。なので、それ以外の地域にはほとんど行ったことがない。反面、同じく旅好きな夫は欧米には歳をとっても旅行できるという考え方で、大学後半からバックパッカーをして周った先は東南アジア、南米、中央アジアと、正反対。特にバンコクは東南アジア各国への拠点としてたびたび訪れていたらしく、前回バンコクに来たときも、いかにも「ここ、俺慣れてるから」風を吹かせて、あちこち連れて行ってくれた(が、はやり連れられてしまうと何にも記憶に残らない!)。
そのひとつがカオサンストリートで、それまでその手の場所にまったく訪れたことがなかった私は、初めて触れたその猥雑で雑多な雰囲気にしびれ、「こ、これがバックパッカーの聖地、カオサンストリートか!!!」(たぶんバックパッカー的には大分前の話ですね、きっと。。?)と、ひとり大興奮してしまったのでした。どの建物も見事なまでに薄汚れていて、建物のあちらこちらからバックパッカー向けの安宿の看板がぶらさがっていて、怪しげな料金所や土産物屋さんが軒を連ね、その奥には薄暗い路地が伸びていて、長旅を続けてきた倦怠感をまとわせているバックパッカーたち(ここらへんたぶん勝手な思い込みで完全にそう見えちゃってる感じ)が路上にたむろしていたり、道路沿いのバーでお酒を飲んでいたり。たぶん、バックパッカーをしてきた人たちにはごくごく普通のその風景が、とっても新鮮で、興味深くてたまらなくて、当時まだ赤ちゃんだった息子を抱っこひもで抱えながら、ハイテンションであちこち見て回ったのを強烈に覚えていた。
のだけれども、そのときの記憶が勝手な思い込みでかなりデフォルメされていたのか、訪れた時間帯が違ったからなのか、はたまた当時いたバックパッカーたちはもうカオサンストリートには集まらなくなったのか、今回再訪した私の目に映ったのは、ただのごちゃごちゃした、よくある観光地の通りでしかなくて、なんか拍子抜け。こんなんだったかなあと首をひねりながらとりあえずお昼を食べる場所を探し、通りに面した二階にあるお店で昼食。息子はパイナップルジュースにチキンチャーハンとフライドポテト、私はシンハービールにパパイヤサラダ。隣に座った二十代半ばくらいの女性二人組が韓国人で、異国で聴く韓国語に、ソウル生活がさっそく恋しくなったり。。
その後はカオサンストリートをぷらぷらして、お土産物屋さんで息子にTシャツと象さん柄のハーフパンツを買い、またトゥクトゥクに乗って、チャオプラヤーエキスプレスの駅まで行き、ボートに乗って、来た道を戻り、友人宅へ。
バンコク市内の渋滞はすさまじく、朝のラッシュを避けるため、友人の息子さんのスクールバスはなんと6時半にピックアップだそう!早すぎる。。そのため、平日はすべて前倒しのスケジュールとなり、息子さんの就寝時間は夜7時!バンコクに比べるとソウルの渋滞は大したことないのかも。。
バンコク滞在中の予定を事前にほとんど立てられなかったものの、市内にある寺院や遺跡のどれかは見たいなあとぼんやり思っていたので、バンコク初心者らしく、最も有名だというエメラルド宮殿を見に行くことに。
友人宅からエメラルド宮殿までは、最寄駅まで徒歩(3分くらい)→地下鉄(途中で乗り継ぎ)→チャオプラヤーエクスプレスと、途中途中のもたもたも含め、1時間弱くらい?バンコクの暑さと強烈な日差しに慣れていない息子と私は、エメラルド宮殿入口あたりで、すでにぐったり。
基本的にこのバンコク旅行は、私の旅行好きに息子を付き合わせているといううっすらとした罪悪感につきまとわれていたこともあり、息子の体調を様子見しつつ、かなり頻繁に休憩をとって、ゆっくりゆっくり行動することに。しかし宮殿入口でジュースを買って水分補給をして休憩、宮殿に入った途端にまた休憩、その直後にトイレに行きたいと騒ぎだした息子のために必死にトイレを探し、トイレを出てはすぐ近くのベンチで休憩と、まったく進まない。。。目の前には豪華絢爛、バンコクの真っ青な空に堂々とそびえたつ立派な宮殿があるというのに、じっくり鑑賞とはほど遠い。。涙涙涙 なんとか息子をなだめしかしたりおだてたりちょっとおどしたり(!?)しながら、その隙間にちらちら眺めるのが精いっぱい。まあ、子供が一緒だと機動力が劇的に落ちるのは、仕方ないんだけど。。。今回ひとりだから夫と交代交代で見て、というわけにもいかないし。
そんなこんなでちっともゆっくり楽しめなかったけれど、それでもあの原色と金がこれでもかと目一杯使われた建築物はとっても新鮮で、韓国とも日本とも全然美意識が違うんだなあと大変興味深かった。
エメラルド宮殿を出たあとは水分補給をしたあと、息子念願のトゥクトゥクに乗り、カオサンストリートへ。カオサンストリートは数年前家族旅行でサムイ島メインでタイに来たとき初めて訪ねて、個人的にとっても衝撃を受けた場所だったので、ぜひとも再訪したいと思っていたので。
私は国内海外含め旅慣れているほうだと思うけれど、長年典型的な欧米志向だったので、海外はほとんど欧米。なので、それ以外の地域にはほとんど行ったことがない。反面、同じく旅好きな夫は欧米には歳をとっても旅行できるという考え方で、大学後半からバックパッカーをして周った先は東南アジア、南米、中央アジアと、正反対。特にバンコクは東南アジア各国への拠点としてたびたび訪れていたらしく、前回バンコクに来たときも、いかにも「ここ、俺慣れてるから」風を吹かせて、あちこち連れて行ってくれた(が、はやり連れられてしまうと何にも記憶に残らない!)。
そのひとつがカオサンストリートで、それまでその手の場所にまったく訪れたことがなかった私は、初めて触れたその猥雑で雑多な雰囲気にしびれ、「こ、これがバックパッカーの聖地、カオサンストリートか!!!」(たぶんバックパッカー的には大分前の話ですね、きっと。。?)と、ひとり大興奮してしまったのでした。どの建物も見事なまでに薄汚れていて、建物のあちらこちらからバックパッカー向けの安宿の看板がぶらさがっていて、怪しげな料金所や土産物屋さんが軒を連ね、その奥には薄暗い路地が伸びていて、長旅を続けてきた倦怠感をまとわせているバックパッカーたち(ここらへんたぶん勝手な思い込みで完全にそう見えちゃってる感じ)が路上にたむろしていたり、道路沿いのバーでお酒を飲んでいたり。たぶん、バックパッカーをしてきた人たちにはごくごく普通のその風景が、とっても新鮮で、興味深くてたまらなくて、当時まだ赤ちゃんだった息子を抱っこひもで抱えながら、ハイテンションであちこち見て回ったのを強烈に覚えていた。
のだけれども、そのときの記憶が勝手な思い込みでかなりデフォルメされていたのか、訪れた時間帯が違ったからなのか、はたまた当時いたバックパッカーたちはもうカオサンストリートには集まらなくなったのか、今回再訪した私の目に映ったのは、ただのごちゃごちゃした、よくある観光地の通りでしかなくて、なんか拍子抜け。こんなんだったかなあと首をひねりながらとりあえずお昼を食べる場所を探し、通りに面した二階にあるお店で昼食。息子はパイナップルジュースにチキンチャーハンとフライドポテト、私はシンハービールにパパイヤサラダ。隣に座った二十代半ばくらいの女性二人組が韓国人で、異国で聴く韓国語に、ソウル生活がさっそく恋しくなったり。。
その後はカオサンストリートをぷらぷらして、お土産物屋さんで息子にTシャツと象さん柄のハーフパンツを買い、またトゥクトゥクに乗って、チャオプラヤーエキスプレスの駅まで行き、ボートに乗って、来た道を戻り、友人宅へ。
by moriyumi0721
| 2014-11-26 21:32
| 旅